新婚で不動産を購入する際の注意点(秋田県/演出家/75歳/女性)

私は秋田県に住む75歳の演出家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


結婚と同時にマイホームを購入し、新居で新婚生活を始めるという方もなかにはいらっしゃいます。しかし、新婚の際に不動産を購入する場合には、注意点も多いのです。まず、結婚したての頃は家族がどれぐらい増えるのか、または何人子供を産みたいのか、ということが明確ではない場合が多いですよね。ですから、夫婦2人のライフスタイルに合わせて間取りを選んだり、広さを選んだりしてしまいますと、後々手狭になってしまったり、使い勝手が悪くなってしまったりという可能性も多いにあります。また、住宅ローンの返済や資金面などでもリスクがあるということは否めません。結婚前からお互いの預貯金や経済的価値観に対して話し合ってるケースはじつは少ないですから、実際に不動産を購入した後にこんなはずじゃなかったということも考えられるのです。


例えば、夫婦のどちらかが浪費家で住宅ローンの返済もギリギリ、という生活になってしまったらせっかく不動産を購入しても楽しくないですよね。さらに、新婚時にペアローンで住宅ローンを組んでしまった場合などは、女性側が妊娠、出産する際に退職するという選択肢がなくなってしまうこともしばしばあります。ペアローンを組む方の多くは、夫の収入だけでは審査が通らないということで組みますから、夫だけの収入ではローンを支払いきれないということもあるのです。ですから、新婚で不動産を購入する場合には、しっかりと家族計画を夫婦で話し合い、経済的価値観をしっかりとすり合わせをして、さらには妻が最悪仕事を辞めた場合でも返済できる住宅ローンの組み方をすることが大切なのです。逆にこれさえしっかりやっておけば、住宅ローンを早く返し終えることができますし、新婚時に住宅を購入しても問題ありません。