快適な一戸建ての間取りのつくり方(京都府/アニメーター/74歳/女性)

私は京都府に住む74歳のアニメーターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マイホームを一戸建てにする場合、家族の生活動線や立地などを考慮して間取りを決めると生活しやすい家になります。その中でも特に日当たりを確認することが大切です。日の差し込み方は季節や時間によっても異なります。光の差し込む方向を設計士に確認して図面に書き込んでおくと間取りを考えやすいです。午前中に日がよく当たる場所に洗濯物を干すスペースやベランダを作っておくと便利です。また日当たりだけでなく風の通りが良いように窓を設置することも大切です。風通しが良いと換気がしやすく結露やカビも発生しにくいです。特にお風呂などの水回りの換気が十分できるようにしておくと快適に過ごすことができます。窓の大きさによっても光の差し込む量が変わるので窓を利用して日当たりを調整することも可能です。


次に防音について考えた間取りにすることで家族全員がストレスなく生活することができます。特に寝室の配置には気を付けなければなりません。足音や子どもの騒ぎ声などはかなり響きます。またキッチンやお風呂なども機械音や排水音が出るので、それらの音が届きにくい場所に寝室を設けると良いです。しかし家の中だけでなく、外の状況も考慮しなければなりません。夜間の交通量が多い道路がある側に寝室は向いていません。最後に生活動線を考えることが大切です。特に忙しい朝の身支度時などに家族の動線が集中して混雑しないように間取りを決めなければなりません。また平日と休日で家族の生活動線は異なることが多いので、どちらでもスムーズに移動できるようにすると良いです。