後悔しない不動産の探し方(東京都/助手/32歳/女性)

私は東京都に住む32歳の助手です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションやアパート、一戸建てといった住まいを探すとき、頼りになるのがインターネットを使った検索です。この20年で、こうした物件の探し方は大きく変化しました。多くの不動産業者が、全国の売却物件、賃貸物件を網羅したサイトを開設しています。こうしたサイトは便利ですが、やはり住宅は実際に現地に足を運んで確認しなければ分からないことがあります。現地に行ったとき、どんな点に気を付ければいいのでしょうか。主な注意点は、以下の通りです。まず、最寄り駅やバス停からの距離について、ストップウォッチを使い、実際に自分で歩いて確かめましょう。不動産業者のサイトで「徒歩5分」とうたわれていても、実際に歩いてみたら10分近くかかる例もあります。


最寄り駅、バス停からの距離に加えて、部屋の向きについても注意が必要です。「南向き」と表示されていた物件が実は「南東向き」「南西向き」だったというケースは枚挙にいとまがありません。日当たりを重視する人は、方位磁石を持参して方角を測ってみましょう。また、できるだけ日中に見学に行き、実際の日当たりを確かめることをおすすめします。このほかにも、不動産のサイトやチラシに表示されていたことと、実際の部屋の条件が異なるケースは残念ながらよくあることです。転勤など慌ただしい引越しの際は、しっかりした確認なしに契約をしてしまうこともあるかもしれません。入居後にがっかりするようなことのないように、契約前にしっかり自分の目で確かめておきましょう。