広さで選ぶマンションの間取り(群馬県/舞台監督/29歳/男性)

僕は群馬県に住む29歳の舞台監督です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを選ぶ際に「広さ」を重視するなら、部屋面積だけに注目せず、広く使えるかをチェックすることが大切です。柱や梁の有無、部屋の形状、収納量、ドアのタイプによって部屋を広く使えるかどうかは左右されるので、間取りをよく確認する必要があります。まず、必要な場所に必要な収納量があるかどうか確認しましょう。収納が豊富なら、その分置き家具が不要になり、部屋を広々と使うことができます。収納率の目安は専有面積の7%から8%以上、10%あれば余裕です。また、同じ面積でも廊下の面積によって部屋面積が変わってきます。廊下が短ければ、その分、居室やリビングの広さを確保しやすく、リビングから各居室に直接行けるので移動も楽です。


室内の柱の出っ張りもチェックしましょう。室内に柱が出ていると狭く見えるうえ、出っ張りが邪魔で家具で配置がしにくくなるので、柱の有無はとても重要です。柱が外に出ているか、バルコニー側だけでなく、共用廊下側の柱の出っ張りもないと、さらに使いやすくなります。また、部屋の変形部分や扉の開閉部分など、数字上、面積に含まれていても、実際は家具が置けない空間がある場合があります。特にリビングから居室に入るプランは、リビング内に通路が必要になるので、家具配置に制約があります。部屋以外に専用庭やルーフバルコニーの有無も大事なチェックポイントです。プラスアルファの空間は専有面積に含まれませんが、子供の遊び場ができ、視界が抜けて開放感があるため、生活空間を広げることができます。