私は千葉県に住む74歳のオプトメトリストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
近年のサラリーマン年収平均は430万円程度と言われています。金融機関もそれを見越して、一般的なサラリーマンでも住宅を無理なく買えるように様々なプランを用意しています。加えて、住宅ローン減税制度をはじめ所得税や住民税もが控除されるという優遇制度があるので、年収400万円台であっても、決して一戸建ての購入は夢物語ではありません。とはいえ、話を進める前に何よりもまず、「自分には住宅ローンを組むだけの生活力があるだろうか」と、無理のない資金計画を立ててみるのは賢明なことです。具体的に、返済は年収の何パーセントを目安にすればよいのでしょうか。また頭金は物件価格の何パーセントあればよいのでしょうか。この機会に考えてみましょう。
まず、一戸建てを購入するために多くの方は住宅ローンを組むこととなりますが、その際の年間返済額は、およそ年収の20パーセント以下におさえることが勧められています。たとえば年収400万と仮定するなら、年間80万の支出を目安にして下さい。これは月に換算するとおよそ66,000円という計算になります。それに金利分の計算を含めてローン年数を決めるなら、自分がどれだけの物件を購入できるかが、少しづつ見えてくるはずです。そうすると、次に考えることは「頭金はどれだけ用意すればよいのか」ということでしょう。多ければ多いに越したことはありませんが、こちらに関してもやはり物件価格の20パーセント目安にするなら失敗はありません。以上の点を踏まえて、自分の収入でいくらまでの物件なら安心して買えるのかの目安になさってください。