私は福井県に住む42歳の介護ヘルパーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
僕はうだつの上がらないサラリーマンです。年齢は26歳で、税込み年収は400万円です。悲しいことに、彼女いない歴イコール年齢です。オタクってわけではないのですが、オタク風の外見なのだそうです。自分でも女性にもてる顔じゃないなあとは思っていますが。こんな僕なので、多分一生結婚はしないだろうと思っています。だって、オタク風の外見で税込み年収400万円の冴えない男と結婚したいという物好きな女性はいないでしょう。僕は、普通の人の幸せは諦めました。家庭を作るというごく普通の人が当たり前にやっていることが、僕にとってはとても遠い夢だったのです。だから、他人のことはどうでもいい、自分の価値観で楽しく人生を過ごしてやろうじゃないかと、そう思ったのです。
そういういきさつで、僕はマンションの購入を決めました。無趣味な僕は全くお金を使うことがなかったので、25歳になると貯金は800万円ほどになっていました。その頃住んでいたアパートの郵便受けにはいつも分譲マンションのチラシが入っていたので、毎回チラシを捨てずにファイリングしておきました。ファイリングは分譲マンションの比較検討にとても役立ちましたし、わざわざ不動産会社に何度も足を運ぶ必要もありませんでした。一人暮らしで一生を終えるであろう僕ですから、どれくらいの広さのマンションを買えばいいのだろうと悩みましたが、2LDKくらいがちょうどよさそうな気がしました。親や友人が訪ねてきたときに泊めてあげることができるからです。僕はこうやって、26歳にして人生で最も大きな買い物をしたわけです。