僕は高知県に住む32歳の学芸員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンション購入の際には、ほとんどの方がローンで返済することになると思います。ローンを組む際に重要になってくるのが、年収であります。ローンを組む時の年収とは、求人情報に載っているような、各種税金等が引かれる前の年間収入のことを指します。ローンの年間支払いが、年収の25％前後となるのが、余裕を持って払える金額であると思います。しかし、ローンの融資限度は各金融機関によって違うのですが、たいていのところは、この基準を上回って融資をしてくれます。これは、年収400万円を境界としているところが多いです。それ未満なら30％、それ以上なら35％となっている場合があります。当然収入が高い方が、負担がある程度大きくなっても返してくれるという信用度も高いわけです。

ここからは、具体的な例をあげてみたいと思います。サラリーマンで、月収が額面で30万円、ボーナス年間で月収4カ月分の方を例にとってみます。すると、年収は30×12＋30×4＝480万円となります。これは、400万円以上ですので、35％適用が一般的となります。つまり年間で言えば、168万円、月ごとで言えば14万円づつの負担になります。一般に、住宅ローンは30年であることが多いので、30年ローンを組めると仮定すると、ローンで買えるマンションの金額は、168万円/年×30年＝5040万円となります。これは、当然金利もかかりますので、目安ではあります。しかし、例にとった収入の方ならば、5000万円程度のマンション(頭金等の初期費用を含まない)までは買うことが出来るという事になります。このように計算をしてみると自分に適性のマンション価格がわかると思いますので、計算してみましょう。