年収に合わせてマンションを選ぶ(山梨県/アレンジャー/60歳/女性)

私は山梨県に住む60歳のアレンジャーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの購入には多額の資金が必要になります。一戸建てとは違い、土地の購入が必要ないので、それだけ資金が少なくても購入できるのは大きなメリットです。しかし、こういった大きな買い物をする時には自分の年収と照らし合わせて身の丈に合った予算を組むことが大切です。無理な予算は組むことは出来ますが、生活に支障をきたす恐れがあり、良い住まいに住んでいても生活が苦しければ本末転倒であるので、自分の予算を正しく算出して住まい探しをすることが大切です。では、年収の何倍程度の物件の購入が望ましいのかというと、年収の4倍から5倍が理想とされています。年収400万であれば1600万から2000万円程度の物件が無理のない予算内となります。


年収の6倍にもなれば厳しくなってきます。購入は出来ても返済に苦労してしまいます。ローン返済は正しく利用すれば毎月10万円程度になるので、4倍程度であれば無理のない返済計画を立てることが出来ます。しかし、6倍にもなれば月々の返済も14万円程度まで上がるので、そうなれば車のローンの返済なども含めて生活が厳しくなります。どうしても購入したいのであれば、出来るだけ頭金を多く用意することが大切です。統計では600万円以上の資金を充てることが最も多いので、物件の購入を考えている人はそれぐらい貯蓄をしてから行動しています。貯蓄さえあれば7倍であっても購入は可能であるので、若いうちから計画を立てておくことが大切です。