年収から購入の判断する一戸建て物件(青森県/養蚕家/56歳/男性)

僕は青森県に住む56歳の養蚕家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


個人事業者や成果報酬型の賃金体系となっていると、毎年手にできる収入にも増減があります。その年によってはかなりまとまった収入が得られることもあるでしょうし、逆に思いのほか少ないという年も出てくることでしょう。しかし多くのサラリーマンは月給制になっているので、年収の予測が付けやすいものです。また年功序列の賃金体系となっていれば、将来より多くの収入を得られるという予測のもとに仕事に取り組むことができます。どの程度の年収であるかということが将来にわたって予測できているということは、一戸建て物件を購入するにあたっても、とても計画を立てやすいものです。資金面での安心があるので、それに合わせて一戸建て物件を探すことができます。


もちろん年収の予測は、将来もその会社で仕事を続けることができて、定年まで勤務をするという前提に立っています。しかしこれまでにも景気が大幅に悪化した時などに、会社が倒産したり、人員整理が行われたケースも数多くあります。大手企業といえどもその存続のためには大鉈を振るうことは珍しくなくなっています。それゆえに長期的な観点でいうと、本当に長期的に収入を得続けることができるかというと不透明な要素も含まれています。高級な身の丈以上の一戸建て物件を購入して、住宅ローンの返済をし続けている最中に歯車が狂いだすということもありえます。年収の予測の範囲で可能な一戸建て物件に絞って購入を決めるようにしたいものです。