将来を見据えたマンションの間取りとは。(山梨県/理容師/69歳/男性)

僕は山梨県に住む69歳の理容師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


現在シングルの人の場合、マンションの間取りについてどのような考えを持っているのでしょうか。シングルの人の中でも将来ずっとシングルで通すつもりの人は、どちらかといえばワンルームマンションを好む傾向があります。ワンルームの場合には一つの空間が、リビング・ダイニング・就寝スペースを兼ねています。またキッチンも最小サイズでバス・トイレも一体化していますので動線が短くて済み、そこでなんでもスピーディーに用事を済ますことができます。そういう意味では仕事で忙しくて用事を手短に済ませたいシングルの人のとっては、ワンルームは最も適した間取りともいえます。しかし将来結婚する可能性のある人にとって、ワンルームマンションはキッチンが狭いので料理を作る時に不便を感じたり、また独立した部屋がないために生活にメリハリがつきにくいというデメリットもあります。


では現在シングルの人でも将来結婚するかもしれない場合には、どのような間取りが適しているのでしょうか。今は結婚するつもりのない人でも、最近では晩婚化が進んでいますのでいつ予定が変わるかわかりません。このような場合には夫婦や家族で住む場合のことを考えて、将来を見据えたマンションの間取りを考えておく必要があります。もし一時的に住んでいるのではなく、長く住むことを視野に入れて購入するのであれば「1LD・K」タイプの間取りのマンションがあります。このタイプではリビングにダイニング・就寝スペースがそれぞれ独立していますので、もし急な来客の場合でも間にある引き戸で閉めればプライベートスペースを見られずに済みますし生活にメリハリも出てきます。またキッチンも独立していて対面式になっていますので、料理をする時や出す時にも便利です。シングルの人でも動線がそう長くなりませんので不便を感じません。