将来の年収に不安な時の一戸建て賃貸(富山県/樵/75歳/女性)

私は富山県に住む75歳の樵です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


会社の年功序列の賃金体系が崩壊してすでに久しいものです。若干の景気の回復の兆しこそありますが、それでもかなり抑えめの年収の状況はまだそれほど改善されていません。年収が抑えられると、今の暮らしが厳しいだけでなく、年金を含めて、生涯の賃金にも関わってきます。一戸建ての物件を購入したいというおもいがあったとしても、長期にわたって住宅ローンを支払っていくことになれば、今の年収のレベルでは不安もあることでしょう。もちろん住まいには資産価値もありますが、新築で購入した物件を手放す際には、かなり価値が目減りするものとおもっておかなければなりません。一戸建てを購入するべきかどうか悩ましい場合もあることでしょう。


無理に一戸建ての購入しなくても、賃貸物件として入居できる場合もあります。物件数自体は少ないですが、不動産仲介会社に相談してみたいものです。またオーナー自身が直接入居者を募集していることもありますので、暮らしたいエリアに一戸建ての賃貸物件がないか実際に歩いて探してみるのもいいかもしれません。住宅ローンを組まなくても借りられるのは、将来にわたって大きな負担を感じ続けなくてもいいという面があります。もちろん新築の物件は少ないですが、それでも無理に購入するよりもはるかに身軽でいられます。生活の在り方を見直したいときも将来出てきますから、そのような時に簡単にほかの物件に移ることのできるのもいいことといえるでしょう。