家族構成に対応したマンションの間取りとは(熊本県/巫女/53歳/女性)

私は熊本県に住む53歳の巫女です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの間取り、何を基準に決めたらいいのでしょう。子供がいる夫婦世帯、夫婦だけの世帯、単身世帯でそれぞれに合った間取りとは一体どのようなものかを考えていきましょう。まず子供がいる夫婦世帯についてですが、平均的な子供2人の家庭を想定して考えます。4人家族に必要な広さは、国が定める最低の広さが50平米、望ましい広さは95平米といいます。50平米なら2LDK~3DK、95平米なら3LDK~4LDKというところでしょうか。子供部屋に関して言えば、子供それぞれに個室を与えてあげるか相部屋にするかなど、子供の意見を聞いたり、子供同士が同性か異性かも考慮して決めましょう。小さい頃は良いですが、思春期になると個室を欲しがったりという事があるでしょう。あとは受験勉強などの事も考慮して決めましょう。


次に夫婦世帯向きの間取りですが、国の定める基準では30~55平米(都心部)位という事です。夫婦といっても、一人になれる時間は大切です。どんなに仲が良い夫婦でも、ちょっとした喧嘩をしてしまう事も当然あるでしょうし、家に仕事を持ち帰ったり資格試験の勉強をしたりという事もあります。互いの気配を感じながら独立した空間も有るという「ちょうどいい」距離感が保てる間取りを選びましょう。次に単身世帯の国の定める間取りは25~40平米との事です。家具の量にもよりますが、あまりにも圧迫感を感じる部屋にしてしまうと、上手くストレス解消が出来ないというデメリットがあります。都心なら仕方がないですが、部屋が狭かったら思い切って家具や荷物を減らしたり、家具の高さを低くするなど、広く感じる工夫をして、ストレスが溜まらないようにしましょう。