私は岩手県に住む25歳のマッサージ師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
2011年に東日本大震災が起こり、天災の恐怖を改めて感じることになりました。日本という国に住んでいる以上、地震というのは避けることのできない、生涯付き合っていくことになる天災のひとつです。家族を守るためにも耐震性に優れた家に住みたいものです。実は現在採用されている建築基準では、マンションは震度5強の地震に対して損傷を生じない程度となっており、大規模な工事を伴うような修復が必要になることはありません。関東大震災のような規模でも人命を奪うような倒壊や崩壊はせず、震度5強では建物自体に大きな損傷を与えない耐震性となっており、安全が保障されています。新しい建築基準で建てられた家であれば、地震によって家を失うことはないのです。
更に、2000年には住宅性能表示制度ができることによって、新耐震基準の1.25倍、1.5倍の耐震性を持つ建物を見分けることができるようになりました。1.25倍が学校や避難所、1.5倍が病院や消防署と同じ程度の耐震性を示します。更なる耐震性によって、我が家の形をそのまま残すことも可能な時代なのです。このような耐震性に優れたマンションに住むことで、命だけでなく住まいを守ることができ、安心して暮らすことができるのは魅力的ですよね。もちろん日頃から地震に備えて非常食や水、懐中電灯などを準備しておいたり、マンションが無事でも倒れてきた家具の下敷きになって犠牲にならないように、倒れてきそうな家具を突っ張り棒や耐震マットで固定しておくなどして、いつ地震が来ても大丈夫な状態を確保することが大切です。手遅れにならないようできるだけ早く備えるようにしましょう。