家族が納得できる間取りの一戸建てで暮らす(岩手県/エクステリアデザイナー/74歳/男性)

僕は岩手県に住む74歳のエクステリアデザイナーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産の購入、特に新築の一戸建て物件ともなると多くの場合は人生で一度きりになるとても大きな買い物になるはずです。それだけに後悔のない買い物にしたいものです。購入をするエリアやさらには利便性のいい立地により絞り込むことはとても重要なことです。それとともに一戸建て物件の価格帯や間取りについても十分に意識を巡らせなければなりません。どうしても購入することになる物件の敷地面積には限りがあります。それだけにどのような間取りになっているかで、暮らし方もずいぶんと左右されるようになります。今現在のことだけでなく、将来のこともある程度見越して間取りができているような物件だと、長く暮らしていくのにもストレスを感じることがなくてすみます。


最近は開放的なキッチンが主流になっていて、中央に広いリビングを設けるような傾向があります。それぞれの個別の部屋を持つというよりも、開放的に家族のだんらんの時間を楽しんだり、それぞれがリビングで目の行き届く形で好きなことをするというスタイルになりつつあります。しかし自分の書斎を持ちたかったり、趣味の空間を持ちたい、または子供にとっても集中して勉強のできる場所が欲しいなどというニーズもあるはずです。必ずしもトレンドに左右されるのではなく、それぞれの家族にとってふさわしい住まいの在り方を見つけてそれを実演できる物件を購入したいものです。思い通りにならない住まいは、ストレスの原因になりかねないので、新築物件は家族全員が納得できるものにしたいものです。