私は佐賀県に住む68歳のスーパーバイザーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
最近は共働き家族も増え、家事を効率よく済ませて家族で過ごす時間を充実させたいという人が多くなっています。そこで、一戸建てをつくるときは、家事と子育てがしやすい間取りをつくることがポイントとなります。特に、家事のしやすさを大きく左右するのが、キッチンの配置です。対面式や壁づけなど、視線がどこまで届くのか、よく行き来する場所との移動はスムーズかなど、毎日の動きを思い出しながら、自分に合った間取りかどうかを考えましょう。キッチンからリビングが見える配置にすると、子供の位置を確認しながら料理することができます。また、キッチンとダイニングを真横に配置すると、動線がまっすぐで短いので、料理も片付けもスムーズになります。
洗濯動線も大事なポイントです。たくさんの洗濯物を毎日運ぶことになるので、洗濯物から物干しの動線はなるべく短くなるようにしましょう。そのためには、浴室と洗濯機、物干し、収納がワンフロアで完結する配置がおすすめです。浴室を2階に配置すれば、洗濯機からバルコニーまでほんの数歩で行くことができ、子供部屋や寝室も2階にあるので、収納も楽になります。とくに濡れた洗濯物は重いので、洗濯機から物干しまでの間に階段移動を伴わない動線が理想的です。浴室をキッチンの隣に設置してしまうと、洗濯中は便利ですが、物干し用バルコニーが2階なので、洗濯後の移動が重くて大変になってしまいます。1階ですべて済ませる場合は、ファミリークローゼットを設置しておくと朝の身支度も楽になります。