僕は和歌山県に住む36歳の薬剤師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

小さな子供を持つ家庭が不動産を購入する場合は、間取りを慎重に選ぶ必要があります。子供の心身の健康は、家の間取りと密接に関係しています。子供に安心できる個室を与えたり、家族が日常的に顔を合わせやすい間取りにするなど、住まいの空間が子供の状態に大きな影響を与えます。自分の子供にとってどんな空間が必要かをよく考えて間取りを選ぶことが必要です。子供がいる家庭が注目すべきは子供部屋です。子供が一人になれる子供部屋は自立心を育む大事な場所になります。子供に個室が必要になる時期は、ひとりひとり違います。自分の子供にとって安心できる居場所がどこなのかを考え、発達段階に合わせて柔軟に対応できるようにしましょう。

子供部屋を用意する場合、すべて子供部屋で完結するほど充実した設備は必要ありません。居心地が良すぎると部屋にこもりがちになる場合もあります。ロフトや引き戸を活用すれば4畳半でも十分です。また、リビングや兄弟姉妹の共有スペースを成長に応じて個室に仕切るなど、柔軟に対応できるような間取りにしておくと便利です。子供部屋と親の寝室をドアで接続する方法もあります。すぐ近くで親が見守っているという安心感がありますが、自立の妨げになる場合もあるので、時期を見計らって家具などでドアを閉鎖することも考えておきましょう。子供部屋を与えるときは、勉強に集中できる空間かどうか、窓からの眺めや採光、換気などにも配慮するようにしましょう。