私は和歌山県に住む52歳の大学教授です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

家を買う時に、マンションにするか一戸建てにするか迷う方はたくさんいらっしゃいます。一般に資産価値で選ぶなら一戸建て、価格と利便性で選ぶならマンションといわれ、一昔前では、子どもが小さいうちにマンションを買い、子どもが大きくなり生活が安定するとそれを売って一戸建てに住み替えをする、といったパターンが多く見られました。しかし、現在では耐久性が高く利便性が高いマンションは、リタイア後の老年期でも暮らしやすいとそのまま住み続ける方が増えています。つまり、以前の一時的なものではなく、生涯住み続けることができる物件が求められているのです。住宅は、人生で最も高い買い物と言われています。それだけに、失敗のない選び方が肝心なのです。

まず購入を考えた時、最初に「新築か中古か」の選択をしなければなりません。新築のメリットは、なんといっても部屋も設備も全て新しいといったことです。特に設備の進歩は凄まじく、10年前と今ではかなりの違いがあるのです。他にも耐震性や耐久性は、技術の進歩で以前より高くなっています。一方中古のメリットは、なんといっても価格の安さです。新築に比べ駅近などの立地条件が良く、またすでに住人がいるだけに環境が整っています。築年数が経っていてもリノベーションで新築と変わらない物件もあり、住みやすさの指数も高いとされています。また、間取りについても考える必要があります。一般に3LDKが多くなっていますが、広さには大きな違いがあり、家族の数や年齢構成によって選択が変わります。これらをと希望の条件を突き合わせて、後悔のないマンション選びを実践しましょう。