外壁に注目して分譲マンションを選ぶ(長崎県/助手/57歳/男性)

僕は長崎県に住む57歳の助手です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションを購入される際、外壁仕上げに注目されているでしょうか。どのような素材で施行されているでしょうか。色合いや周りから目立つかだけを気にされていませんか。外壁仕上げも購入する分譲マンションの寿命を左右しますから、大切なチェックポイントとなります。現在主流のマンション外壁仕上げは、タイル貼り、コンクリート打放し、吹付タイルなどですが、この外壁仕上げは外観は勿論ですが、風雨から建物を保護する重要な役割を担っています。以下に種類ごとに整理してみましょう。まず、タイル貼りです。建物を長持ちさせるにはベストです。目地が浅いものが水分や埃が溜まりにくく、耐久性が高いです。目地の浅いタイル貼り物件は狙い目です。


次は、吹付タイルと呼ばれるものです。これは一番ポピュラーな外壁仕上げ方法で、種類や性能は様々です。高品質の材料を用いて、施工が丁寧にされているならば、それほど問題は生じないものです。そして、今流行のコンクリート打放しです。外壁仕上げで一番問題になりやすい方式です。耐久性が低く、メンテナンスコストも高めですから、修繕積立金を喰いやすいのです。デザイン性重視ですから、新築分譲時はお洒落なマンションに見えます。地肌が露出されているコンクリートは経年劣化も非常に早く、気候風土条件によっては数年で薄汚れた感じになってしまいますから、注意が必要です。このように分譲マンションの外観に過剰なお洒落さを追求してしまうと、問題が発生することがよくあります。外壁は丈夫で長持ちし、メンテナンスが容易で、安全性が高いものが実用的となります。