売買物件とは また不動産売買にかかる税金(山梨県/舞台演出家/44歳/女性)

私は山梨県に住む44歳の舞台演出家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産屋で扱っている売買物件とは何のことでしょうか。不動産屋で扱う売買物件には、土地・新築一戸建て・中古一戸建て・新築分譲マンション・中古分譲マンションなどが含まれています。不動産の売買には取得した時にも手放した時にも税金がかかります。まず、今の住まいを売ったときには売却で利益が出る場合(譲渡所得)は所得税がかかります。この譲渡所得とは、売却金額から取得費と譲渡費用を引いたものになります。この税金は特例があり、譲渡所得から最高で3000万円までの課税の免除が受けることが出来ます。この特例の適応条件は、住居用に供しなくなった日から3年後の年末までに譲渡すること、直系血族などの関係者への譲渡でないこと、売却の前年と前々年に同じ制度の適用を受けていないことです。ちなみにこの適応を受けると住宅ローン控除が適応されなくなるので注意が必要です。


次に、不動産取得(買い)の時にかかる税金です。買う場合は不動産取得税がかかります。購入金額の3%が税金となります。こちらも譲渡所得による所得税同様、特別控除が受けられるようになっています。新築住宅の場合は、床面積が50平方メートル以上240平方メートル以下であれば一戸あたり1200万円控除されます。中古の住宅の場合は、建築後20年(耐火住宅の場合は25年)以内の住宅か、昭和57年1月1日以降に新築された住宅、もしくは耐震性が一定の安全基準を満たしている住宅であることが条件となっています。こちらも新築住宅同様、床面積50平方メートル以上240平方メートル以下の物件であれば適用され、築年数などによって一戸あたり350万円~1200万円が控除される仕組みです。