売主の事も考慮して不動産の値引きをしよう(岩手県/経営コンサルタント/46歳/女性)

私は岩手県に住む46歳の経営コンサルタントです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産の売買には、多額のお金が動きます。そのため、いざ購入しようとしても、慣れていないと売主との交渉はなかなか難しいものです。また、売買交渉は、心理戦とも言えます。それ故、各々の思惑が働いてしまうでしょう。それにより、買主と売主の間の感情が大きく影響を与える事も考えられます。買主は、費用を掛けずに、なるべく安価で不動産を手に入れたいと考えるでしょう。けれども、この時、売主の気持ちも考慮しなければ、不動産の値引き交渉は捗りません。なぜなら、買主と同様に、売主も様々な事情や想いがあるからです。それは、利益を得ようと考えたり、お金に困ったので売却を考える人もいるでしょう。中には、売ろうとしている物件に対して愛着を持っていて、売却を躊躇う人もいる場合があります。


これを考慮すれば、交渉中にいきなり値引いてくれと頼むと、売主としてもあまり気分の良いものではありません。この事から、買主は、交渉で値引きをする場合には、それ相応の誠意を見せる必要があるのです。中途半端な気持ちで交渉に臨めば、売主としては冷やかしに感じてしまい、相手にしなくなってしまうでしょう。こうなっては、せっかくの交渉が決裂してしまう恐れもあるのです。したがって、真剣に不動産物件が欲しい気持ちがあるのなら、まずは下手に出て交渉に臨んだ方が得策でしょう。だからと言って、売買契約は、双方対等でありますので、あまりにも下手に出る必要はありません。要は、ある程度お互いの信頼を築ける関係になれば良いのです。その中で、物件を購入する強い意志を相手に伝えていくべきなのです。