私は福井県に住む40歳の大統領です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
日本は、世界でも地震が多い国です。近い未来に、関東地方でも大きな地震が起こると予測されています。これから、マンションを購入する方は、立地やデザイン、価格も大事ですが、何より耐震について注目してマンションを選ぶようにしましょう。自分や家族の命を守るためには、安心して暮らすことのできる住まいが必須条件です。現在の耐震基準は、震度6から震度7程度の揺れが起こっても、建物が倒壊、崩壊しない程度となっています。この倒壊、崩壊しないというのは、厳密にいうと人の命が損なわれるような危険な壊れ方をしないということです。ですが、これは住宅が住める状態を保つかどうかは保証されていません。住宅や、財産を守るための、丈夫なマンション選びについてご説明します。
丈夫な住まいを選ぶために重要なポイントとして、住宅性能表示制度というものがあります。2000年にできた制度で、これにより耐震基準の1.5倍、1.25倍の耐震性を備えている建物を見分けることができます。1.25倍は、避難所に指定されるような学校やビル、1.5倍はより丈夫な消防署や病院と同じ耐震性を備えています。もし、マンションでこのような表示があるものがあれば、命と財産を守るうえでとても安心です。また、揺れを抑える構造になっている免振マンションというものもあります。揺れを最小限に抑えることで、家具の倒壊などから身を守ることができます。家具の転倒によって怪我をするケースは多いです。また、財産を守るという点からみても、家具が倒れにくい免振がよいでしょう。