私は福島県に住む68歳のカイロプラクターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
近年、日本だけでなく世界各国で大規模な自然災害が発生しています。特に、日本は地震大国とも呼ばれており、いつ地震が起きてもおかしくない状況にあります。そんな中で、不動産物件を購入する時は、少しでも災害に強い物件を選びたいものです。一戸建てだと、地盤などが重要になりますが、マンションの場合、高層階だと避難することが大変だったり、下の階よりも揺れが大きいのではないかと心配する人が多いです。よって、マンション購入時には耐震性を確認しておく必要があります。現在、日本の耐震性の基準は震度6強から震度7に耐えられることと定められています。このような震度であっても、建物が崩壊しない、倒壊しない程度が条件です。
崩壊や倒壊しないということは、命を失うことがないようにという意味です。とはいえ、専門家ではない限り、耐震性がしっかりしているかどうかを見極めることは難しいです。そこで、判断基準にすべきなのが、住宅性能表示制度です。この住宅性能表示制度とは、2000年に定められた制度です。1.25倍ならば、学校や避難所と同じ耐震性と言えます。また、1.5倍ならば、病院や消防署と同じ耐震性になります。よって、この値を調べておけば参考にすることができます。さらに、耐震性だけでなく、免震性も大切です。免震性とは、建物の揺れを防ぎ、家具などが倒れることを防いでくれます。耐震性と免震性が高いマンションならば、万が一の地震でも安心です。