地震に強いマンションについて(熊本県/バルーンアーティスト/61歳/女性)

私は熊本県に住む61歳のバルーンアーティストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一般にマンションは地震に強い構造をしています。マンションは地震に弱い木造の物件はなく、鉄骨造や鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造になっています。特に鉄骨鉄筋コンクリート造の物件は、耐震性が極めて強いので、安心して居住することができます。マンションの中でも1981年以降に建てられた物件は、特に耐震性が強いです。1981年に建築基準法の改正があり、共同住宅の耐震基準の見直しが行われたため、大地震にも耐えられる耐震構造になっています。建築基準法は2000年にも改正が行われ、耐震基準の見直しが行われました。2000年以降に建築された共同住宅は、阪神大震災の教訓を受け、耐震性がとても強くなっています。


1981年以前に建築されたマンションでも、耐震リフォーム工事が行われた物件は、地震に強い構造になっています。耐震リフォームを実施している物件は、物件の購入時に、宅地建物取引主任者が、重要事項説明書の中で必ず説明することになっています。1981年以前に建築されたマンションで、耐震リフォーム工事が行われていない物件は、耐震性に劣ります。しかし、何らかの形で耐震補強工事が行われていることが多いので、物件購入時に、宅地建物取引主任者から確認を受けることが大切です。地震が起こった時には、火事も同時に発生することが多いですが、いずれの物件も耐火性のある、鉄骨造や鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造ですので、他の部屋への類焼を防ぎます。