私は島根県に住む68歳のホームヘルパーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入する時、確認したいのが地震に強い構造です。新築マンションを購入する場合、現在の建築基準法に合わせて建物が作られているので、地震に強い構造となっていますが、中古の場合、いつ建築されたか確認する必要があります。建築基準法は、過去の地震を教訓に度々改正されています。多くのマンションが建築されるようになった1981年に新耐震基準となりましたが、その後に発生した地震の状況を見て、2000年、2005年、2006年に改正されています。時間が経過した物件は、多くの物件で建築基準法に合わせて免震工事が追加で行われており、安全面には配慮されていますが、新しい基準で最初から建築された物の方が、より安全です。
また、マンションは鉄筋コンクリートで作られた物が多く、時間と共に修繕工事が必要となります。多くのマンションでは、その時に備えて積立を行っています。今後、再度建築法が見直され、将来耐震工事が必要になった時も、そこから費用が捻出されることとなります。よって、積立金は管理費とは別に徴収されることもあり、年間の支出を考えると、まとまった金額になることもあります。入居前には、金額を確認しておくと間違えがありません。この他、非常口を含め、物件の避難経路等も確認しておくと、有事の際も慌てず行動ができます。物件を選ぶ時、見ておきたいのが、エントランスにある掲示板です。その物件の管理状況を把握することができます。