地震などの災害に強いマンションについて。(大阪府/アイドル/67歳/男性)

僕は大阪府に住む67歳のアイドルです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションで、地震などの災害に強い物件は、建築の際に地盤改良工事と耐震補強工事が行われています。地盤改良工事を行うことにより、基礎部分を強化することができ、建物の安定性が向上します。耐震補強工事を行うと、阪神大震災や東日本大震災クラス級の大震災が起こっても、建物が倒壊する危険はなくなります。新築の分譲マンションは、建築基準法の厳しい耐震基準をクリアすることが必要になりますので、耐震性は極めて強く、安心して購入することができます。中古の分譲マンションの場合は、建築時期によって耐震基準が異なっているため、古い物件の場合は、耐震性が劣る場合があります。古い物件でも建築後に耐震補強工事が行われた物件は、地震に強い耐震構造に改造されています。


新築住宅の新耐震基準が定められのは、昭和56年6月1日ですので、それより前に建築された分譲マンションは、耐震性に弱いので注意が必要です。ただし、その後に耐震補強工事が行われた物件は、耐震性が強化されているので安全です。中古の分譲マンションを購入する時には、施工された時期と、耐震補強工事の有無について調査をすることが大切です。昭和56年6月1日以前に建築された共同住宅であっても、大規模な鉄骨鉄筋コンクリート造の物件は、耐震性は元から強く、地震が起こっても倒壊する危険がない物件があります。逆に、昭和56年6月1日以後に建築された物件であっても、手抜き工事や施工ミスによって、耐震性が弱い物件もありますので、購入に当たっては、現状確認をしっかりと行うことが重要になります。