地震が起こったときマンション丈夫か。(山形県/美術家/53歳/男性)

僕は山形県に住む53歳の美術家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


地震が起こった時に気になるのは、自分が住んでいるマンションが、丈夫かどうかという問題です。これは、そのまま、そのマンションにいたとしたら、倒壊の危険性があるかどうかにつながり、生命の危険にさらされるかもしれないということになるからです。しかし、新築であった場合、特に、2000年以降に建てられた建物である場合、基本的には、耐震性能を有しているので、よほど未曾有の大地震が起こらない限り倒壊すると言うのは考えにくい話になります。それは、1981年6月以降に建てられた建物であっても、その耐震性については、新建築基準法で定められている耐震から、問題がないということは、先の地震で証明できていることでもあります。


また、1981年より前に定められている基準で建てられているマンションについては、耐震補強がされていれば、一応の耐震基準に対応できていることになります。このように、今済んでいる自分のマンションの耐震性の基準がどのようになっているのかということを日頃から把握することで、未曾有の大地震が起こった場合には、一応の判断ができたりします。ただ、自然の災害ということもあって、何が起こるかわからないところもあるので、最終的には、壁や音などの状況などを含めた周りの状況を見て判断できるように、日頃から、そのような目を養っておく必要もあります。基本的に、想定内の地震であれば、動揺することもなく、冷静に判断することで、その場を乗り切ることができます。