私は栃木県に住む64歳の士官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
地盤の状態を見るため、そこが昔どのような場所だったかを知りたい場合は、江戸時代の古地図なども売られているので、それを買って調べると有効です。地盤だけでなく、その土地の歴史的な背景も分かるので、土地調査はマンションの探し方として1つの方法です。不動産会社も、マンションを建てようとするときは地質調査をするので、地質調査書を見せてもらうか、コピーをもらえるようにお願いするのもいいです。そして、その際には基礎工事についてよく質問してみると安心です。現在では、2007年に建築基準法が改正され、これからマンションを買う側にとっては良いことといえます。厳格な構造計算適合判定が行われた、安全な物件を選ぶことができます。
しかし、あくまでも2007年12月以降に建築確認が下りたマンションを選ばないと、この判定は実施されていません。そのため、マンションの建築確認番号の次に、カッコの中に記載されている年月日をよく注意してチェックすることが重要といえます。また2000年4月から導入された品質確保促進法では、国土交通大臣指定の第三者機関によって、建物の性能評価を実施しています。耐震偽装の事件が発覚してからは、不動産会社も積極的に性能評価を受けるようになっています。耐震等級については直接、耐震性を評価するものです。等級1とされるものは、震度7の地震でも人命に危害を及ぼすような崩壊や倒壊の被害を生じないとされており安心といえます。