固定資産税や管理費等不動産購入後の費用は(東京都/パイロット/55歳/男性)

僕は東京都に住む55歳のパイロットです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションもしくは一戸建て等の不動産を購入した後には、いったいどれくらいの費用がかかるのかでしょうか。賃貸住宅では、月々の賃料と車がある場合はその駐車場代だけで済みましたが、家を買うとなると月々に支払う住宅ローン返済金だけでは済まなくなります。たとえばマンションの場合は、管理費と修繕積立金、車がある場合は駐車場代がローン返済金にプラスされます。現在、首都圏の新築マンションの管理費が平均1万5千円台と言われていますが、この管理費だけでもかなりの負担となるため、事前に無理のない返済計画をしっかり立てることが必要です。ちなみに一戸建ての場合は、この管理費・修繕積立金、駐車場代の必要がありませんが、木造建築のため建物の修繕やリフォームが度々必要になることもあります。


さらにもう1つ、不動産購入後の費用として必要なものは固定資産税です。固定資産税とは建物と土地にかかる税金のことで、その税額は市町村が土地と建物の固定資産税評価額を決め、それに一定の税率をかけて算出されます。毎年4月頃に納税通知書が送付されてきますが、支払いは一括の他に年4回の分割も可能です。さて、マンションと一戸建てではこの固定資産税の償却期間が大幅に変わります。土地については価値が変わらないことから、固定資産税はずっと払い続けなければなりませんが、建物については耐用年数により償却期間が異なるのです。たとえば木造の一戸建てなら約24年でほぼ償却となりますが、マンションの場合はその倍の約47年で償却となるのです。