僕は北海道に住む58歳の会社員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産の所有者になる場合には、毎年固定資産税を支払わなくてはならなくなるので注意が必要になります。住宅として不動産を取得する場合には主に、家屋を取得する場合と土地を取得する場合がありますが、どちらの場合にもその所有には税金がかかります。土地を取得した場合にかかる固定資産税の課税標準である金額は、その土地の適正な価額です。現在では地価公示価格の7割相当の価額が土地にかかるこの税金の課税標準となっています。住宅などの建物の場合には、その建物の価額が課税標準となります。ただし住宅の用に供せられている建物や、その建物が建てられている土地については法律上、さまざまな特例が設けられて納税額の軽減がされています。
不動産の中でも土地の評価の方法は路線価方式により計算した方法により算出されています。路線価とは道路に接した土地の標準的な価格に基づいて決定される価格です。固定資産税の路線価を決定するのは、課税を行う市町村です。現在の路線価は地価公示価格のおよそ7割程度になるように決定されます。家屋の課税標準である金額を算定するために使用される家屋の評価方法は、再建築価格という価格を計算することにより算定します。この方法は家屋を構成している外装や内装、室外、室内の設備などごとに、そこで使用されている材質とその数量をもとに算定する方法です。家屋の場合は土地とは異なりその使用により価値が下がる減価償却資産に該当するため、さらに一定の評価額の調整があります。