僕は長野県に住む37歳の造園コンサルタントです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの購入を考えた場合、その周辺の環境はとても重要なポイントです。周辺の環境といっても、いろいろな要素が複合的に影響しあっていますが、主な要素としては、交通の利便性、生活の利便性、その地域の将来性、子育てや教育環境、住まいの環境、行政サービスや生活インフラなどが挙げられます。交通の利便性とは、最寄り駅までの交通手段や所要時間、ラッシュ時の電車やバスの本数、始発電車や最終電車の時刻、道路網の整備状況などのことをいいます。生活の利便性とは、商店街やスーパー、金融機関、医療施設、飲食施設などの利便性のことです。地域の将来性とは、大規模開発計画や幹線道路の整備計画、鉄道の新線計画などの有無です。
子育てや教育環境とは、保育環境、周辺の子どもの遊び場、子どもたちの数、小学校や中学校への通いやすさ、通学路の安全性、学校の教育環境などのことです。住まいの環境とは、騒音や大気汚染の有無、緑地環境、法規制の状況、防犯や防災面から見た安全性、住民の状況などです。行政サービスや生活インフラとは、医療サービスや文化施設の充実度、福祉さーびすの充実度、ゴミの収集方法、自治体財政の健全性、水道負担金の状況などです。環境選びは、その土地が気に入るかどうかの第一印象が大切ですが、やはり実際にマンションを購入するかどうかとなれば、周辺の地域を歩いてまわって、周辺の環境を直接目で確かめたり、通勤経路を実際の通勤時間帯に実体験する作業が大切です。