僕は福岡県に住む58歳の鋳物工です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

恋人と同棲するために部屋を借りたい。しかし同棲という居住スタイルは、どうしても不動産会社に敬遠されがちです。これは何も不動産会社が理不尽を働いているわけではなく、ちゃんとした理由があるのです。そもそも賃貸住宅は単身用とファミリー用とに分けられている場合がほとんどです。その基準は曖昧なものなのですが、同性という居住スタイルは契約違反を生みやすいのです。単身用の賃貸住宅にこっそり二人で住めば、これは当然契約違反ということになります。また、家賃の不払いが起きやすいということもあります。たとえば、兄弟で同居しているという場合と同棲の大きな違いは、後者は別れることがあるかもしれないということです。二人が別れて家賃が支払われなくなるということを、不動産会社は一番嫌がるのです。

ではどのようにすれば不動産会社を説得できるのでしょうか。やはり契約違反をしないということが前提ですので、契約違反をしないという意思を示すということが大切になってきます。ふつう二人で部屋を借りる場合、一方が契約者となりもう一方は同居人という形をとることが一般的です。しかしそうなると、契約者がもし家を出てしまったというときに、同居人から家賃を徴収するというのは難しくなってきてしまいます。そうならないために、両者の連名で契約をするとよいです。そうなればどちらからも家賃を回収することができるようになるので、信用されやすいのです。大事なのは、しっかりと家賃を支払うことができるということを証明することです。不動産会社と十分に話し合うことも大切です。その際には、自分たちが誠実であるということをしっかりと伝える努力が必要なのです。