私は滋賀県に住む44歳の服飾デザイナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

新築マンションに入居する前には、各部屋や設備に関して何か不具合な点がないのかといったことを確認する作業が行われます。この作業を行う日のことを内覧会といいます。実際にほぼ建設が終わった状態の部屋の中に入って、中を見ることができます。このときにはただ中を見ると言うことではなく、細かいところまでしっかりと確認を、担当者と主に行っていきます。部屋の中で一番広い面積を占めるのが、リビングや洋室や和室になります。ここには各部屋に窓があるので、ここのサッシについての確認を行うと言うことが大切です。サッシの種類によっては明ける堅さや方法が違うので細かく確認するようにします。ただしこの部分は毎日生活をしていかないと異常に気がつくと言うことが少ないので、不具合が起きたときの判断材料として、最初の感覚を覚えておくようにします。

また窓にはカーテンレールが付けられています。このカーテンレールで確認しなければいけないことは、曲がっていないかと言うことです。カーテンレールは施工では最後に取り付けられることが多いです。したがって建設作業員がミスに気がつかないことが多くあります。また壁紙に関してですが、つなぎ目が目立つようであれば、そのことをしっかりと伝えるようにします。クロスの模様によっては、つなぎ目の部分が目立つ物や目立ちにくい物があるので、気をつけます。また最初はしっかりと繋がっていても、生活をしていく中で離れていくことが多いです。水仕事を多く行うキッチンや洗面所はしっかりと確認をしておきます。床を歩いているときには、きしむような音が鳴らないかなども確認しておきます。