南向きの一戸建ての解説(神奈川県/校長/67歳/男性)

僕は神奈川県に住む67歳の校長です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを選ぶ基準としてその家が南向きか、北向きかということがあります。この場合の南向き、北向きとは家が向いている方角のことではなくて、その家の北側か南側のどちらが道路に面しているのかということにより決まります。一戸建ての住宅として特に人気が高いのは南向きの住宅です。そのような物件に人気があるのは実際にそこに住んだときに多くの恩恵を享受することができるからです。こうした物件に住んだときに享受できる利点としては日当たりに関する利点があります。南側に道路がある建物の場合は、南側に窓や扉などを設置することにより、多くの日光を日中、家の中に入れることができます。家の中が明るいので生活もしやすくなります。


さらに道路に面している南側に窓などを多くつけることによって、経済的な効果もあります。日光が多く入ってくるために日中は室内の電灯などをほとんどつける必要がないために、その分電気代を節約することができます。自宅に太陽光発電設備などを設置する場合にも南側に道路が面している家の方が有利です。発電設備をより効果の高い場所に南側に面している場所に設置することにより、より多くの発電を期待することができます。自分の家で使いきれない部分の電力は、電力会社に売却することもできます。南向きにベランダなどを設置することにより、洗濯物なども乾きやすくなることも利点です。気温の低い季節などでも洗濯物が乾きやすくなります。