南向きの一戸建てで快適な暮らしを(島根県/ランドスケープコンサルタント/29歳/女性)

私は島根県に住む29歳のランドスケープコンサルタントです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


日差しの降り注ぐ家屋は、住環境にとって大切です。地形によっては南向きが良いとは限りませんが、それは総てに言えることで、確実な設計プランを立てることで解決します。一年を通じて日差しが入りやすく風通しも良いため、冬でも程よい温もりを感じることができます。自然の風を取り込んだ健全な暮らしは、省エネにも繋がります。角地や南向きの一戸建ては、土地購入価格の高さが気になりますが、売却する際他の物件より高額となる可能性があります。家に庭を持つことは喜びですが、雑草が生えやすい環境です。防ぐ方法も様々ありますが、自然に触れて草を取る楽しみを贅沢のひとつにしてしまいましょう。太陽光を取り入れた南向きの一戸建ては、快適な暮らしに一歩近づく努力です。


日当たり良好の南向きの一戸建ては、道路に面しているため人の視線が気になります。プライバシーを保つためには、カーテン、ブラインドなどの目隠しも有効ですが、建てこんだ密集地では高窓、天窓などをうまく利用し日光を取り入れることをお勧めします。間口の開口を大きくとる必要もなく、防犯面でも安心です。高窓は熱の上昇を利用して、心地よい自然の風を窓から取り入れることが可能です。高温多湿な日本の気候を考えたとき、南向きの家屋はカビの繁殖を抑え健康面にも優しいのですね。家族揃った休日に庭から吹き込む爽やかな風は、本当の意味の休息を与えてくれます。土地を持ち長期的に生活することで、地域とのコミュニティの重要性も増していくでしょう。