僕は徳島県に住む51歳の音楽評論家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
分譲マンションは壁の厚いものを選ぶほど快適に暮らしやすくなるといわれています。このような建物の壁と天井はコンクリートでできていますが、このコンクリートの厚みがあるほど遮音性が高くなり、快適に暮らしやすくなります。建物の壁、天井の厚みと遮音性の関係については事前に予備知識を得てから物件を見学するとよいでしょう。質のよくない販売会社は、壁の厚みと遮音性について十分に説明をしないまま物件を販売してしまうからです。購入する側もこの関係性をよく理解せずに物件を選んでしまいますと、入居してら上下の階層や隣の部屋からの生活音が多く入りすぎて日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。また、遮音性の悪い物件は資産価値も低くなりがちです。
遮音性の悪い物件は快適な生活がしづらいため入居者に人気がなく、別の人に貸し出す人が多くなってしまいます。その結果、住民にとってますます住みづらくなるうえ、建物の管理もずさんになり、建物自体の寿命も縮めてしまい増ます。分譲マンションのコンクリート製の壁と天井は、建物全体を支える重要な役割を果たしています。コンクリートの壁と天井の厚みは築年数の古い物件の場合は180ミリ程度のものが多い傾向にありましたが、現在では230ミリ程度の厚みを持つものも多くなってきました。しかし、230ミリ以下の壁の厚さしかない物件であっても、必ずしも遮音性に劣っているというわけではありません。壁の厚さだけが遮音性を決めるというわけではないからです。