分譲マンションの広告の見方(香川県/宝飾デザイナー/49歳/男性)

僕は香川県に住む49歳の宝飾デザイナーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションなどの不動産広告は宅建業法や景表法による法規制で、事実と異なる内容や誇大な広告は禁止されていますが、分譲マンションの広告の見方を知っているだけで、スムーズに満足のいく物件を探すことが可能になります。広告に載っている価格は、販売対象住戸の最低価格と最高価格を表示し、最多価格帯は通常は100万円単位で最も多い住戸の価格帯を表示します。交通の欄の徒歩所要時間は、1分当たり80メートルで計測されたもので、80メートル未満の端数は切り上げて1分に計算されます。ただし信号待ちなどは含まれません。間取りに例えば、2LDKの表示がある場合は2は居室の室数、Lは居間(リビング)、Dは食堂(ダイニング)、Kはキッチンのことを表しています。


販売戸数は今回の販売の対象になっている住戸数で、総戸数は全体の住戸数です。所在地はマンションの敷地の登記地番で登記関係を調べる時は、この登記地番で探します。専有面積は壁の中心線で囲まれた部分の面積で表示され、この面積を壁心面積といいます。なお、登記簿に記載される登記簿面積は壁の内側を測った内法面積のため、広告に表示されているものと比べて5%から6%狭くなります。入居予定日も記載されていますが、売買契約時には建物完成予定日、入居予定日が遅れた場合の取り決めを確認することが大事です。駐車場が住戸数に比べて収容台数が少ない場合は、抽選などで選ばれることが多いですが、選別方法の確認が必要です。賃貸料は管理組合の収入となるのが通常です。