私は佐賀県に住む55歳の事務員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
分譲マンションは、建物内の一部分を購入するタイプの物件のことです。この物件は専有部分と共有部分に分かれており、専有部分は住民が居住する部屋をさしています。また、法的にはこの物件は3階以上の中高層の高さを持つ建物で、鉄筋コンクリートまたは鉄骨鉄筋コンクリートでできている分譲または共同住宅と定義されています。この物件を購入した人は専有部分となる部屋を自分の好きなように使うことができます。専有部分以外の建物の施設は共用部分として他の住民と共同で使うことができます。分譲マンションには住民とマンション全体が対立する利害関係を持っているため、一戸建てほど自由にリフォームをすることはできないようになっています。
また、専有部分の部屋の設備なども、管理組合の許可を取らないとリフォームができないようになっています。しかし、この物件は立地条件がよく、設備も充実しているという一戸建てにはないメリットもあります。また、分譲には賃貸のマンションと比べて設備が充実しているというメリットもあります。このタイプの物件には床暖房やディスポーザーが標準で装備されており、省エネができるようにすぐれた断熱構造にもなっています。さらに遮音性に気を配って設計されており、床の厚みが十分にある部屋が当たり前になっています。このため、賃貸よりは分譲のほうが、小さい子供がいる家庭が近隣の住民に迷惑をかけずに住みやすい物件であると評価されています。