私は福岡県に住む25歳の検疫官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
分譲マンションのそれぞれの部屋に価格をつけることを、値付けと不動産業界ではいいます。その場合、不動産会社によって値付けのやり方は違います。事細かな解説書などを作って、これまでのデータを踏まえてニュートラルに手掛ける会社もあれば、長期にわたって値付けを行ってきた担当者の経験で決める場合もあります。マンションを買う人の立場から考えれば、客観的でフェアなことが基礎となります。価格の低い部屋は、別の部屋と比較して、どこかに不具合があり、価格の高い部屋は魅力的な条件を有しているといえます。マンションを販売する立場から考えると、特定の部屋に人気が集まりすぎないように分譲価格でバランスをとることになります。
1つの部屋だけに応募が集まって、別の部屋に応募がないということは、不動産会社として避けなければなりません。理想はどの部屋も均等に人気と応募があることです。そのため、エレベーターが設置されているマンションは、上の階になるごとに価格も高くなり、中間の部屋より角部屋、南西の角部屋より東南の角部屋のほうが価格が高くなる傾向があります。加えて、居住者専用の庭やバルコニーなどが設置されている部屋に価格が追加されるため、一番高い価格は、マンションの最上階で、しかも東南の角部屋となります。反対に一番割安なのは、2階の中間の部屋という場合が多いです。ただし、実際の生活のしやすさと関係しているかは人それぞれといます。