私は大分県に住む38歳のテニス選手です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

同じマンションであっても分譲と賃貸があり、それぞれに違いや特長があります。分譲マンションとは、売りに出されるタイプであり、これに対して賃貸は、一定期間貸し出し、家賃が発生するタイプのことをいいます。また、マンションを購入した人が転勤などで賃貸に出している場合もあり、ただ「マンション」とだけ言うと、分譲か賃貸のどちらを指しているかわからないことも多くあります。しかし、大きな違いは、賃貸では間取りの変更はもちろんのこと、全てにおいて借り物ですので、自由に変更することはできませんが、分譲だと購入した部屋の中は全て所有者の持ち物となるので、内装や間取りなど自由に変えることが可能となります。結婚や出産などライフスタイルの変化に柔軟に対応でき、長く住み続けることができる点は大変魅力的です。

分譲か賃貸か、これは年齢層においてもくっきりわかれるような気がします。自己所有のマンションならば、住宅ローンを組んでいても将来的には立派な資産として残ります。また、子供がいる家庭では、間取りが広くてゆったり感があり、子供の成長に合わせて改装も自由にできることから、30代のファミリー層にはメリットが大きいと言えるでしょう。賃貸であれば、住宅ローンや固定資産税、地方税などがかからない代わりに資産形成はできません。しかし、転勤族や生活レベル、ライフプランに合わせて引っ越すことができるので、その土地、場所に縛られることがなく、自由であることが魅力といえます。どちらがお得であるかを考える際には、自身や家族構成、またライフスタイルを考慮した上で検討すれば、案外自然とどちらかに惹かれるのではないでしょうか。