私は鳥取県に住む50歳の官房長官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

分譲というのは簡単に言ってしまえば、ある程度まとまった場所や建物を分割して所有権を譲り渡すことです。そのため、分割譲渡とも言います。一般的には業者が土地を購入し、その土地を整備して分割して切り売りするという形が取られます。その土地に販売目的で立てられたマンションが、いわゆる分譲マンションです。ですので分譲マンションというのは、マンションという大きな建物の中の部屋の所有権だけを手に入れられる仕組みとなっています。そのため、部屋以外の部分の所有権は買い取ることが出来ません。廊下やエントランス、駐車場などは住民全員の共有部分となるのです。この共有部分は全て、管理会社の持ち物として考えられるのが一般的です。

分譲マンションの部屋というのは、賃貸のものよりもしっかりとした造りになっているのが一般的です。というのも、これはもともと販売目的で建てられているためなのです。賃貸とは違い、購入するということは一生物としての価値が付加されるべきだとの考えから成り立っています。そのため、「一生住み続けられるしっかりとした造り」が価値として付加されているのです。稀に分譲賃貸というものもありますが、これは販売予定だった部屋が空いているために賃貸として貸し出しているものです。もともとは販売目的だったものを賃貸として貸し出している部屋ということで、購入が可能な場合もあります。長年賃貸として使っていた部屋などは、そのぶん値引きが可能なこともあります。