内覧会はマンションの購入者に住宅を公開しチェックする会(高知県/書道家/45歳/男性)

僕は高知県に住む45歳の書道家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


内覧会とは、マンションの施工がほとんど終わった段階で、マンションの購入者に住宅を公開し、契約通りに仕上がっているかをチェックしてもらうために設けられた日のことを指します。これは、購入者が仕上がり状態をチェックする最初で最後の機会です。ほぼ施工は終わっているので、チェックするところは目に見えるところだけになります。図面通りの間取りになっているかや建具の取り付けはしっかりとなされているか、内装具に不良はないかなど、細かいところまでチェックします。この日に問題点が見つかると、期日を話し合って決め、その日までに直してもらうという流れになります。施工会社や設計担当者も同行しますが、チェックするのはあくまでも購入者です。


最近では、内覧会にプロが同行してくれるという安心のサービスもあります。しかし、そのようなサービスを利用しなくても、自分でチェックすることは可能です。サービスに頼らない時に失敗しないためにも、いくつかのポイントをおさえておく必要があります。まず、せっかく設計担当者などがいるので、思ったことはどんなに細かいことでも質問することが大事です。中には、施工会社との関係を悪化させたくないと考えてしまい、気になったことを聞けずに終わってしまうということもあります。それでは、内覧会の意味がありません。制限時間や良好な関係などは考えずに、遠慮することなく説明を求めることが大事です。また、ただ目で見るだけではわからない不良もある場合があるので、実際に手で触って確かめることも必要です。