共働きが不動産を購入する際のローンと頭金(秋田県/講談師/46歳/男性)

僕は秋田県に住む46歳の講談師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


共働きのカップルが不動産を購入する場合は、不動産の立地や間取り、設備など住まいの条件を考える前に、これからのライフプランやお金について話し合うことが大切です。一言で共働きカップルといっても、子供がいる・いらないでは描く理想の暮らし方が違ってきます。また、子供が生まれた後も今まで通り共働きを続けるのか辞めるのかで、予算も大きく違ってきます。住まいの購入が今後のライフプランを決める機会になることもあるので、まずはお互いの現在の貯蓄状況を把握して、頭金をどれくらい用意できるかを考えてみましょう。そこから、毎月のローン返済はいくらぐらいか、いくらぐらいの物件が買えるのかを冷静に考えるようにしましょう。


住宅ローンの負担率は、年収の25%以内がひとつの目安と言われています。若いうちに不動産を購入しておくと、ローンが長く組めるので、毎月のローン負担額が抑えられたり、共働き期間に繰り上げ返済をして、子供の教育費にそなえるなどのメリットがあります。逆に、子供が生まれてから家を買う場合は、立地や広さなど優先順位がはっきりしやすく、家選びの条件が決まりやすくなります。共働きなら、夫婦でローンを組む方法もあります。夫も妻もローンを組む方法であれば、住宅ローン控除を夫婦ダブルで受けることができます。出産による退職を考えるのであれば、夫のみがローンを組んで、共働きの間に妻が収入を貯蓄して、仕事を辞める際に繰り上げ返済に充てる方法もあります。