値引きマンションが存在するわけ(神奈川県/助教/65歳/女性)

私は神奈川県に住む65歳の助教です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


実は、マンションの物件情報を良く見ていると中古でもアウトレットでもないのに、本来の値段から3割以上も値引きされているようなバーゲンセールのような物件が存在します。このような物件はネットを見てもチラシを見ても一見は分かりませんが、ある法則と広告の見方が分かればこういった物件に出会える可能性は各段に高まります。まず、マンション事業においては販売の際にいくらでもいいから売れと指示が出るようなことがあります。では、こういったいくらでも良いからうれというような支持がでるのは一体どのような時なのかというと、その年の決算の見込みが計画よりも良くなっている時、竣工在庫が赤字になっているとき、その物件があと数戸しか空きがないときの3つです。


まず、その年の研鑽が計画よりも良いということは、会社としては利益が出すぎる状態です。一見良いじゃないかと考えるでしょうが、もし来年の決算がとても悪くなると、株価が急落してしまう恐れがあります。その為、来年の決算が悪くなる要因を解消する意味でも、あまり売れない、つまり竣工在庫が赤字になっているような物件をありえないような値引き額で販売するのです。また、営業マンの人数には当然ながら限り、販売現場の数も重要になります。竣工中のマンションには既に管理費というものが存在します。3つ目の条件のような数戸しか空きがないようなマンションに営業マンが常駐するだけで数百万円が飛んでいくので、販売現場を減らす意味でも低価格で部屋を販売するのです。