修繕積立金のあるマンション暮らしは安全(鹿児島県/僧侶/33歳/女性)

私は鹿児島県に住む33歳の僧侶です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


住宅の購入でマンションと一戸建てで迷っている場合は、将来の生活設計を考えて決めると選びやすくなります。両者の比較をする場合、マンションの場合は管理費や修繕積立金や駐車場代などの維持管理費がかかるという意見があります。しかし維持費がかかるのは一戸建ても同じです。外壁の塗装や屋根の塗装には150万円ぐらいは必要になります。一般的には10年間隔で塗り替えれば大丈夫ですが、建物の構造に問題がある場合は雨漏りや害虫の被害に遭うこともあり、修繕が早まるケースも考えられます。何度も雨漏りするようなら、大規模な改修工事が必要になります。何百万円もの工事費がかかってしまいます。それに比べると、マンションの維持費は安上がりです。


集合住宅なので、修繕積立金は全戸で負担しています。大規模な改修工事なども修繕積立金でまかなえるので心配はありません。鉄筋コンクリート造なので雨漏りや害虫の発生などの被害もありません。一戸建ての場合は自分でメンテナンスをする必要がありますが、マンションの場合は修繕計画が組まれているので、一々気にする必要はないのです。庭の雑草取りや隣近所との付き合い、回覧板の取扱や自治会活動への参加などもありません。気兼ねなく暮らすには一戸建てよりも集合住宅の方が優れていると言えます。また一戸建ては土地という資産が残ると言う人がいますが、土地神話はすでに崩壊しています。大規模ニュータウンでは売れずに放置されている空き地がたくさんあるのです。将来の生活設計を考えた場合、マンションの方が快適な暮らしが約束されています。