修繕積立金によって快適なマンション生活(栃木県/録音技師/50歳/女性)

私は栃木県に住む50歳の録音技師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する時、ほとんどの人が住宅ローンを利用します。そのため毎月の返済額にばかり目が行ってしまいますが、それ以外にも必要な出費があることを忘れがちになります。それは修繕積立金と駐車場代です。これだけはいかなるマンションでも、必ず必要となります。マンションには管理組合というのがあり、長期修繕計画が作成されているはずです。入居する時に必ず説明会が開かれるはずですが、中古で購入した場合などは管理組合に尋ねて教えてもらう必要があります。新築の場合、10年位まではほとんど目につく建物の劣化はありません。しかし10年を過ぎる頃から、目立つようになります。そのまま放置しておくと劣化が進んでしまいます。


そのような時のために長期修繕計画というのがあり、住民は修繕積立金を支払っているのです。快適な暮らしを維持するためには、長期修繕計画に従って定期的に大規模な修繕を行う必要があるのです。修繕積立金というのはマンションによって違いますが、国土交通省のガイドラインによると、70㎡の部屋で月に14000円が妥当ということになっています。この金額に比べて低すぎたり高すぎたりする場合は、管理組合に説明を求めることになります。あまり低い修繕積立金だと、将来の修繕工事の時に予算が不足してしまう恐れがあります。そのような不安がある場合は、建築士や管理士などの第三者のコンサルタントや専門家に依頼する必要があります。定期的な修繕を行うことによって、快適なマンション生活が送れるのです。