価格的に有利なタワーマンションの低層階(和歌山県/臨床工学技士/27歳/男性)

僕は和歌山県に住む27歳の臨床工学技士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


都心部やベイエリアを中心に数を増やしている通称タワーマンションですが、明確な定義は存在しないものの、一般的には地上20階建て以上、高さ60メートル以上のマンションを指す場合が多いです。人気の理由は何と言っても眺望の圧倒的な素晴らしさでしょう。特に高層階の部屋は周囲に遮るものがなく、眺望や採光の良さは抜群です。当然ながら、高層階の部屋は販売価格も高めに設定されています。それでは、同じ建物内でも低層階の部屋では超高層物件に住む意味がないのでしょうか。結論から言えば、決してそのようなことはありません。なぜならばタワーマンションには眺望の良さ以外の多くの魅力が詰まっているからです。例えば、ステイタス性も魅力の一つです。


タワーマンションは駅前の再開発地区などの立地条件に恵まれているケースが多く、外観も華やかですから、そのエリアのランドマーク的な存在となっている場合が多いです。知名度の高い、スタイリッシュな超高層物件に住まうことで得られるステイタス感は、高層階の部屋でも低層階の部屋でも同じです。また、多くの物件でフィットネスジムや専用ラウンジなどの豪華設備を共用施設として持っています。これらも居住者は誰でも利用できますから、低層階の部屋を選べば価格的に有利な条件でタワーマンションの旨味を享受できることになります。購入者の考え方次第ですが、上層階の部屋よりも、価格的にお得感が際立つ低層階の部屋を敢えて狙うのも有効な選択肢なのです。