住宅ローンで初めてのマンション購入(香川県/視能訓練士/54歳/男性)

僕は香川県に住む54歳の視能訓練士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


住宅ローンはマンションや戸建てを購入するために利用できるローンです。住宅ローンを選ぶ前に理解しておきたいのが、金利の種類です。金利タイプには主に3種類あり、全返済期間の金利が最初に決定する「全期間固定タイプ」、金融情勢の変化に沿って途中で金利変動する「変動タイプ」、返済期間中の一定期間のみ金利固定の「固定金利選択タイプ」があります。全期間固定タイプでは住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して販売する「フラット35」が有名です。変動タイプや固定金利選択タイプでは各銀行が優遇金利を設けて多種多様なサービス商品を展開しています。金利的に一番低いのは変動タイプで、次に固定金利選択タイプ、最も金利が高いのが全期間固定タイプとなりますが、金利変動リスクの影響を全く受けないメリットがあります。


金利タイプによって当然のように返済額は大きく変わってきます。失敗しないためにも将来の収入や家計の状況をしっかり把握し検討することが重要になります。あまり家計に余裕が無い、また貯蓄余力が乏しく一般的な生活資金の準備など、住宅ローン返済以外に専念する必要がある方は、全期間固定タイプがおすすめです。貯蓄額に余裕があり世帯収入もある方、また返済中に相続や贈与等でまとまった財産が予想される方は、変動金利がおすすめです。固定金利期間中でも貯蓄ができ繰上げ返済も可能な方は、固定金利選択タイプが最適とされています。金利変動によって返済額も大きく変わるので、返済額が増額しても吸収できる家計が望ましく、かつ繰り上げ返済で元金を減らし、支払利息の負担から開放されることが日常生活を送る上で大切なファクターとなってきます。