私は三重県に住む27歳の建築家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンション購入者の多くは、比較的年収や生活基盤が安定している30代半ばから40代の世代と言われています。しかし、最近は購入者の低年齢化が目立ってきているようです。20代前半で、マンションを購入すると言う人達も増加傾向にあります。20前半の人達は30代や40代の人達と比較すると、年収は低いと言えます。その結果頭金が少ない、または頭金が全く必要ない物件を求める20代の人が多いと言われています。もちろん20代の人でもローンを組むことができます。長期ののローンが組めるのでその辺はメリットと言えますが、借入期間が長ければ利息の額は高額になります。さらに頭金が少なければ、それだけ負担も重くなると言えます。
ここ最近は、そうした背景からローンの返済に窮し、物件を手放すことになった人も存在します。年々その数は増えていると言われています。年収が低いからと言って、物件を購入することを諦める人達もいますが、きちんとした資金計画を立てれば、低年収でも若い世代でも物件を購入し、ローンの返済にも困らないようにすることができると言われています。基本的にローンを組むときには、どれだけ借りることができるかを考えるのではなく、必ず返済していける金額を考えることが重要と言われています。また、物件の購入価格や毎月のローンの返済分だけでなく、諸費用や入居後にかかる管理費や修繕積立金、駐車場代や税金の金額も計算する必要が出てきます。