僕は福島県に住む22歳の栄養教諭です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件は同じようなものが多いのですが、中にはちょっと違うものもあります。それが、「デザイナーズマンション」といわれるものです。一般的にはかっこいいマンションというイメージがありますが、かっこよくてデザインが優れているからそう呼んでいるわけではありません。そもそも、「デザイナーズ」という言葉は、「設計者」という意味があり、設計者が関わったマンションを指します。厳密な定義はないので、最近ではこの名前を使った建物が増えています。ですが、やはり、変わった建物に住みたいというニーズももちろんあります。そんな要望に応えた個性派な建物もあります。そのこだわりを建物に反映するためには、やはり建築家（デザイナー）による設計が必要になります。

一般的には、家賃を安くするためにもできるだけ建築コストを抑えて造られます。同じ敷地面積に建てるなら、一戸あたりの専有面積が広くなるような間取りにするのが当たり前です。確かに、入居者にしてみれば同じ家賃でも広いところが借りられるなら、嬉しいものですね。でもその結果が同じような間取り、仕様、外観などの賃貸マンションができあがります。もちろん、同じ企画のマンションを造るなら、あえて設計者にお願いすることもありません。そうすれば設計料を削減できるため、ますます建築コストを抑え、家賃を安く設定できます。コストダウンのため設計者がいない、なんてこともあります。これだけいい条件を揃えた物件なのでも必然的に入居希望者は多くなります。もし、特定物件への入居を希望するのなら、その物件を扱っている不動産会社へ直接連絡するのが先決です。