今後マンションの価格はどうなるでしょうか(島根県/事務員/51歳/男性)

僕は島根県に住む51歳の事務員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


平成26年4月、消費税が5%から8%に上がりました。さらに間もなく10%に増税される予定です。増税前は駆け込み需要として、新築マンションが飛ぶように売れているとニュースで報道されていました。これから、マンションの価格はどうなっていくのでしょうか。おそらく、しばらくは価格は上昇傾向が続くはずです。消費税増税に伴い、マンションを建設するための資材の調達費が値上がりしているのが原因です。増税前に竣工済みの物件は、消費税の影響を受けていないので、他の物件に比べると安価に購入できるかもしれません。これから購入を希望していて、かつなるべく安く購入したい方は、竣工済みの物件を探してみることをおすすめします。


マンションの価格に大きな影響を及ぼしているのは消費税の増税だけではありません。東京オリンピックの招致が決定し、東京の、特に湾岸エリアの地価が上がりつつあるのです。湾岸エリアに建っているタワーマンションは、分譲時よりも値段が上がっているものもあるという話を聞きます。東京オリンピックは2020年とまだ先です。もしかしたらまだまだこれからも地価が上がり、それに伴い物件価格も上がる可能性は多いにあります。さらに、それらの傾向に引っ張られて中古物件も値上がりしているようです。以上のように物件価格は上がってはいますが、一方で住宅ローンの金利は近年稀に見る低さを記録しています。購入を希望しているのであれば、ここぞと言うタイミングを逃さないことが大切です。